こんばんは。Indexです。
まぁこれ書いてるの午前10時なんでこんにちはなんですが。
ではでは。虹ヶ咲第3話備忘録に移っていきましょう。
第3話の大まかな流れは、中川菜々が優木せつ菜であることが露見し、スクールアイドル同好会に戻ることになった、って感じですね。
ゆうしず、か……
「心か」
みたいな感じに始まりました。まずはせつ菜に入る前のジャブとして、ゆうしずを語っていきましょう。
やっぱ侑ちゃんが一番のカップリング強者ですね。最強です。軌跡シリーズ風に言うなら攻略王を襲名するのは侑ちゃんでしょう。
まず、侑ちゃんと歩夢を見つけたかすみんが「侑せんぱ~い」とラブラブ光線出しながら近づき、侑ちゃんだけの手を取って先へ進みます。侑せんぱ~いと呼ぶ声、侑ちゃんだけの腕を取り走っていく。そこには歩夢もいるのに、かすみんは侑せんぱいラブラブな訳です。
なんだろうね。この歩夢との差は。
私が考えるに、前回の歩夢は歩夢の意図しない所で”人それぞれに自分に合ったアピール方法がある”ことをかすみんに理解させたんですが、侑ちゃんの場合はハッキリとした意図があって”自分の一番をそれぞれ叶える方法が必ずある”と断言しています。
この意図するか、意図しないか、みたいな所は割と重要だと思います。
後は、侑ちゃんはかすみんが困っている時に颯爽と現れるヒーロー的存在なんですね。心情描写としては「私が困っている時、いつも隣には侑せんぱいがいる」みたいな感じでしょうか。
まぁ後は……。かすみんのことをハッキリと、真っ直ぐに、ストレートに可愛い!!と言っているのが侑ちゃんだから、という点が一番重要でしょう。その辺は歩夢も侑ちゃんに「ときめいちゃった!」と言われてむふふな感じでしょうな。
次はせつ菜ちゃんがDIVE!を歌い終わった後、侑ちゃんが「やっぱり大好き!」と言ってせつ菜ちゃんを抱きしめるんですが、「せんぱい、いつまでくっついてるんですか」とかすみんが怖い表情で問い詰める訳です。
かすみん視点から見れば、あれだけ可愛い可愛いと言ってくれた先輩が、他の娘に対して大好き!大好き!と叫んでいるのを見ていい気分ではないでしょう。このハッキリと分かる嫉妬の感情がニヤニヤポイントな訳ですね。嫉妬かすみんも、イイ!!
その後、せつ菜ちゃんを押し倒した侑ちゃんの手を引いて立ち上がらせたのは……歩夢ですね。うん。ここは余り何も言わない。
🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<……
はい。
自分の大好きが、誰かの大好きを否定していた
優木せつ菜というキャラクターが、なぜ同好会を廃部にしただけでなく、スクールアイドルをも辞める決意をしたのか。
それは偏に”自分の大好きが誰かの大好きを否定していた”からなんですね。
せつ菜ちゃんはスクールアイドルが大好きで、スクールアイドルにかける思いは人一倍強いです。だからこそスクールアイドルの一つの目標であるラブライブ出場に関してもどれだけ険しい道のりなのかは分かっています。
だから練習も厳しくなるし、他のメンバーへかける言葉も自然と強くなっていきます。
しかし、かすみんに「こんなの可愛くないです!」と涙ながら叫ばれることで気づくんですね。「私の大好きは、ファンの人ではなく仲間にも届いていなかった」ということに。
そこから自然と、同好会に私がいると同好会は再起不能なまでに潰れてしまい、ラブライブ出場など夢のまた夢という結論に至ります。
だから”人の大好きを否定してしまうスクールアイドル”を辞め、私以外の人たちで同好会を結成して欲しいと考える訳ですね。
ちなみになぜ、私以外の人たちで同好会を結成して欲しいのかと言いますと、せつ菜ちゃん自身が他のメンバーのことを”仲間”と表現していた通り、大切な人たちだったからなんでしょうね。
自分一人が悪役になれば、みんなは必ず立ち直ることができる。優木せつ菜は他の人の為なら、自分の大好きを諦められる優しい人間です。
だったら……!!ラブライブなんて出なくていい!!
侑ちゃん渾身の叫びです。虹ヶ咲のコンセプトをよく表していると思います。
せつ菜ちゃんの大好きが他の人の大好きを否定しまい、メンバーが一つにまとまらずラブライブに出られないのならば、そもそもラブライブなんて出なくていいと侑ちゃんは言う訳です。
別にラブライブを軽視している訳ではなく、スクールアイドルがいて、ファンがいる、それでいいじゃん、という訳です。
それに対し「どうしてこんな私に……」から
「言ったでしょ。大好きだって。こんなに好きにさせたのはせつ菜ちゃんだよ!」
とにこやかに侑ちゃんは笑う訳です。こんなんせつ菜ちゃんが落ちない訳がない。せつ菜という一個人としても、スクールアイドルがファンからここまで”大好き”を伝えられて嬉しくないはずがありません。
その言葉に引っ張られるように、「私のわがままを大好きを貫いても、いいんですか……?」と問いかけ「もちろん!!」と自信満々に返答する訳です。
もう優木せつ菜は止まりません。動き始めたら止めちゃいけない、止められない訳ですね!!
で、まぁ。第2話で言っていたかすみんが言う「可愛いもかっこいいも一緒にいられるワンダーランド」がこれな訳です。ラブライブ出場目指さず、他人の大好きを否定せずに自分の大好きを貫いていく。優木せつ菜自身の在り方そのものが、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を体現していると思います。
そうなるとコンセプト的に一番適しているのはせつ菜ちゃんですかね。
みんなにも認められているせつ菜ちゃん
なんやかんや、紆余曲折ありつつも、エマ、しずく、彼方ちゃん、かすみんの4名はせつ菜ちゃんのことを認めているんですね。
練習はハードで厳しくても、せつ菜ちゃん自身の魂が熱く燃えているのは伝わっていて、その本気が分かるからこそ尊敬できる。でもまぁ、空回りしていたのも否めなく、同好会は自然と離れていってしまったわけです。
これはちょっと余談なんですけど、せつ菜ちゃんが掲げるスクールアイドルへの思いって家の環境もあると思うんですよね。
「期待されるのは嫌いじゃありません」
これは母親からの学業への期待を言っているのと同時に、侑ちゃんからの期待も含まれた言葉です。
母親からそうした環境下に置かれることで、自分の大好きへの気持ちが膨れ上がるわけです。ゴムまりみたいに押し潰そうとすればするほど、より反発力は高まるわけですね。
けつコッペパン
さて、ここからは余談の中の余談です。
第3話と言えばしずくのケツからコッペパンの回ですね。
まぁ、かすみんのポケットから出ただけなんですけど。
1周目は全然気づかなかったんですが、2周目で草生えましたね。
しずケツは無限大だなぁ……!!
というわけで第3話終わりです。
というわけで皆々様。
ここらで兎は床に就かせていただきます。
第4話も行くぞー!