兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

罪人は社会復帰して欲しくない話

 こんばんは。Indexです。

 今回はやや愚痴っぽい記事です。

 

 EXITの兼近さんって人は、今話題のルフィ一派と一緒に強盗していたそうです。

 それに関して、「更生してるんだから今蒸し返してもしょうがないじゃん」「罪は一生償うべきだけど、テレビを降板させるのは違うでしょ」という社会復帰について認めている意見があり、逆にテレビから降板させろ!!という意見も出ています。

 今回は、更生した前科者について、社会復帰を認めるべきか認めないべきか、みたいな話をしていきます。まあタイトルを見て分かる通り、私は認めない派なんですけど。

 

 まず、この兼近さんって人について、私は売春と強盗で捕まったことがある程度の知識しか無いです。足りない部分はウィキペディアを読んで補完しました。

 どうやら幼い頃に両親は離婚しており、母親の方に引き取られたそうですね。暮らしぶりは貧乏だったそうで、妹の学費を稼ぐために定時制高校を自主退学した経緯もあるそうです。それから、ピース又吉さんの短編集を読んだことがきっかけでお笑い芸人を目指すことになったそうですね。

 ちなみに、売春に関しては容疑を認めているものの、強盗は否定しているそうです。調べてみると、拘留された事実はあれど不起訴処分になっていました。不起訴処分ってのは刑事裁判にかけられないってことです。まあ、簡単に言えば裁判を開くことも無く無罪になったってことですね。その強盗の容疑で捕まった時、上にいた人が今回のルフィ一派だったそうですね。

 というわけで、兼近さんに関しての情報はこれくらいで終わります。ちなみに、私はテレビを普段見ないので兼近さんがどういう人格をしているのか、とかは知りません。ただ一人の更生して社会復帰した前科者、という目線で見ていきます。

 

 では早速、なんで私は前科者の社会復帰を認めていないのか。これは簡単です。罪を犯していない人が割を食うからです。

 日本は法治国家です。法の下にみんな平等です。

 みんなは法を遵守することで社会生活を営んでいることを許されています。この法を犯すとどうなるのか。日本のルールに反しているのですから一般的な社会生活は送られるべきでは無いんです。

 とはいえ、法を犯した人は一般的な社会生活を送るべきではない、そう思うのは私の主観的な判断です。実際に法を犯した人は、刑務所に入って懲役を受けるだとか、執行猶予が付いたりだとか、そういった罰を受けます。その刑罰が終わった後は、刑務所から出て解放されます。

 解放されるということは、一人の一般人として世間にもう一度入ることを許されるわけです。

 つまり、法を犯した人は法の元に刑罰を受け、その後は逮捕される前のような生活を過ごす権利を持つんです。

 

 だからですね、前科者の更生云々に関しては、すでに出所した瞬間更生は終わってるんですよ。しっかりと法の定める刑罰を受けているんですから。

 だからこそ、現在の争点は前科者が更生しているのか、更生していないのか、ということじゃないんですよ。主観的な感情によって前科者を受け入れるべきか、受け入れないべきか、ってことなんですよ。

 だから私の意見は、どこまでも主観的で、私情が挟まりまくりの意見な訳です。そこに法的根拠とかは一切ありません。

 そこでもう一度言います。私が考える前科者に社会復帰して欲しくない理由とは、法を守っている、罪を犯していない人が割を食うからです。

 だってバカじゃないですか。法を真面目に守ってる人がいて、その一方で犯罪を犯した頭のおかしい連中が成功してるんですよ。そんなの許されるべきじゃないですよ。前科者は法を破るようなバカなんですよ。そんな連中と一緒の世間の空気なんて吸いたくないじゃないですか。

 

 穢れ、って概念あるじゃないですか。他人が握ったおにぎりは食べたくないとか、心霊スポットは嫌な感じがするだとか。それに照らし合わせると、前科者って穢れてるんですよ。穢れているので、刑務所に入って刑罰を受けたとしても、元々の方を犯していない一般人には戻れないんですよ。前科者はどこまでいっても元・罪人であり、一般人は戻れないんですよ。

 法を犯した人は「日本で決められている絶対にやっちゃいけない」ことを破る人なんですよ。いくら刑罰で更生プログラムを経験したって、再犯のリスクは高いじゃないですか。だって一度は法を犯しているんだから。

 売春で一回捕まった奴がもう一度強盗の容疑で拘留されてるんですよ。やっぱり一般人では無くただの罪人ですよ。

 

 どれだけ社会貢献したり、慈善事業をしているのか分かりませんけど、前科者がどれだけ善い事をしても私は認めていません。まあ前科者の方も私に認められたくないでしょうけど。

 

 だって嫌じゃないですか。例えば仕事で一緒に働く同僚の一人が、実は売春を斡旋してたとか、強盗容疑で捕まったことがあるとか、そんな人間だったら嫌じゃないですか。もう一度やりかねない人間の近くになんていたくないじゃないですか。穢れているんですから。

 そんな穢れた人間が、社会復帰したって認められるわけないじゃないですか。お笑い芸人として面白いんでしょうけど、前科者は前科者じゃないですか。彼の行いで割を食った方を守っている真面目な人が踏みにじられてるんですよ。そんな人のお笑いで笑えるわけないじゃないですか。

 

 とまぁ、そういう話でした。

 最終的にまとめちゃうと、単純に成功している人に嫉妬してるだけかもしれないですね。成功者への嫉妬の感情を、こうして前科者とか穢れとかって表現で覆い隠して、自分の嫌な部分を正当化しようとしている。私は私で救いがたい人間ですね、全く。

 たぶん私も、この兼近さんって人が山上容疑者と同じくらい辛い境遇で、強盗や売春に走った説得力のある理由で犯罪に手を染めたのなら庇っていたんでしょうね。犯罪に手を染める理由が浅そうだったのが私の嫉妬に火を付けた原因でしょう。

 

 というわけで皆々様。

 ここらで兎は床に就かせていただきます。

 本音は、前科者ならいくらでも叩いていいから、とかもあるのかもね。