兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

A・ZU・NA LAGOON Day2の感想

 こんばんは。indexです。

 本日はA・ZU・NA LAGOONのDay2の感想を語っていきます。Day1、Day2両日ともライブ配信で見ました。

 

ありがとう楠木ともりさん、ありがとうA・ZU・NA

 色々と語るべき言葉はあるんですが、まずはこの言葉です。

 楠木ともりさんが優木せつ菜役を演じてくれて本当に良かった。ありがとうございました。

 ともりさんはTwitterにて、優木せつ菜役降板の挨拶は後日機会をいただくということで、今回のライブでは触れない、と言っていました。そのため、私も次の機会を待ちつつ、A・ZU・NA LAGOONというユニットライブ自体を楽しもうと考えていました。

 けれど、ともりさんが触れずとも、佳織里さんが触れました。優木せつ菜役を降板するのは本人も辛いし、A・ZU・NAとして三人でやってきた二人も辛いし、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会としてやってきたみんなが辛いことです。気持ちを推し量ることなど一ファンにできる訳もなく、この三人でやれるライブは、本当にこれが最後なんだなぁ、と感じました。

 亜玖璃さんも言っていましたが、この三人だからこそ、ですよね。見ていて本当に思いました。優木せつ菜役、楠木ともりさん。上原歩夢役、大西亜玖璃さん。桜坂しずく役、前田佳織里さん。この三人のA・ZU・NAだったからこそ、これまでの苦境を乗り切って、今回の最高のライブができたんだと思いました。

 この三人のA・ZU・NAをリアルタイムで目撃できたこと。私は虹ヶ咲に出会うのが本当に遅かったけれど、今こうして立ち会えたこと。本当に良かったと思います。

 ありがとうございました。本当に。

 

しずく→せつ菜→歩夢。佳織里さん→ともりさん→亜玖璃さん

 ソロ曲の順番はこういう順番でした。A・ZU・NAのユニットライブとはいえ、どうしたってともりさんに関する扱いは特別になってしまいます。フラワースタンド、通称フラスタに関しても、優木せつ菜の数が群を抜いて多かったのもその証左ですね。そしてだからこそ、なぜともりさんを三番目に置かなかったのか、という疑問が出てきます。

 一般人の私にとっては、最後をともりさんにしないと、残りの二人にいらぬプレッシャーがかかるのではないか?と考えてしまいます。実際、せつ菜の歌うCHASE!!の盛り上がりはとんでもないものでしたし、次に歌う亜玖璃さんは緊張でいっぱいでしたでしょう。じゃあなぜこの順番、セトリにしたのか。

 ちなみにDay2では、最初にアニメの楽曲、Solitude Rain DIVE Awaking Promiseが歌われ、その後にエイエ戦サー、CHASE!!、Break the systemという順番でした。Day1ではアニメが後だったので、まだ亜玖璃さんが最後というのは分かりました。

 Awaking Promiseは1期の終盤を彩る曲です。前回の記事でたぶん一番文字数が多い点だと思うんですが、それくらいみんなの思い入れが深い曲だと思います。侑ちゃんと歩夢ちゃんが同じを夢を見て、互いの夢に進み始めるという一つの関係性の終焉を描いた軌跡の曲です。このくらい色々と”強い”曲であれば、ともりさんを最後にしなくとも、この順番にした意味合いは汲み取ることができます。ですが、CHASE!!の後にBreak the systemは厳しいとDay2を見ている時思いました。

 しかし、私の身勝手な杞憂は、すっかり吹っ飛んだのです。

 

 Day1のCHASE!!は、正直に言えば最後が惜しかった仕上がりでした。ともりさんもDay2のMCの際言っていたんですが、色々と込み上げるものもあって最後のシャウトがあまりうまくできなかった、と。しかし、Day1の口惜しさがあったからこそ、Day2で完璧に歌い上げたCHASE!!が胸に響きました。最後の最後。本当に最後の最後でリベンジを果たしたともりさんの雄姿を見て、不覚にも私は涙を禁じえませんでした。

 こうしたドラマ性があったからこそ、より亜玖璃さんにかかる負担、プレッシャーは大きなものであろう、と感じました。なぜ、亜玖璃さんを最後の順番にしたのか。私にはこのセトリの意味がまだ分かっていませんでした。以下は勝手な妄想および解釈となっています。

 

 亜玖璃さんの曲が始まりました。Break the system。上原歩夢の曲としてはクールでカッコイイ異色の曲です(そういうコンセプトのアルバム曲だしね)。亜玖璃さんが歌うBreak the systemは……素晴らしかったです。歌声、表情、振り付け、この全てが真に迫っているように見えました。ともりさんの後というプレッシャーを全て霧散させるほど、亜玖璃さんのBreak the systemは最高でした。そして歌い終わり、私は理解しました。

 

「あぐぽんは、虹ヶ咲のリーダーだ……」

 

 と。

 このユニットライブを最後に、楠木ともりさんが演じる優木せつ菜の姿を見ることはできなくなります。ともりさんの去った後の虹ヶ咲は、A・ZU・NAは一体どうなってしまうのだろうか。今のような虹ヶ咲は二度と見られないし、これからの虹ヶ咲に関して不安がある。私の胸中は、優木せつ菜降板のニュースを聞いてから、こんな風にナーバスでした。

 しかし、大西亜玖璃さんが証明してくれました。圧倒的な歌声と振り付けで魅せてくれたんです。これからも、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のリーダーとして、牽引していってくれるだろう、という頼もしさを。虹ヶ咲として、A・ZU・NAとしての次なる指針を示す意味でも、亜玖璃さんを三番目に置いたんじゃないかな、と私は思いました。勝手な妄想と解釈ですけどね。

 他にも考えられるセトリの意味はあるんですけどね。ともりさんが感極まって続行できなくなってしまった時、その暗雲を振り払う意味とか。ですが、これからの指針を示してくれた最強のリーダーあぐぽん説を、私は推したいですね。

 

 ちなみに触れていなかった佳織里さんの役割とは、ファンをあっためる意味だと思います。エイエ戦サーはノリのいい曲です。ホ戦サー!!ぃよ~っ!とか、声出しのライブの中ではめちゃくちゃノリのいい曲です。ライブの中でもトップクラスに楽しい曲ではないでしょうか。

 

 つまり、佳織里さんがファンを温め、ともりさんがファンに雄姿を魅せ、亜玖璃さんが次なる虹ヶ咲の指針を示した、って感じですかね。

 

 亜玖璃さんの喉が不調で満足に歌を歌えなかった場合、真逆の効果になってしまう恐れもあったのに、最後まで歌い上げた亜玖璃さんには拍手です。万雷の拍手です。脱帽です。尊敬しかありません。我らが虹ヶ咲のリーダーです。本当に逞しく、それでいて頼もしく成長したと感じますね。

 

ホタテ→ヒトデ

 話は真面目な物から一気に不真面目になるんですけど、Day1の座るところに設置されていたホタテがヒトデに変化したそうです。

 佳織里さんがDay1にて、服をホタテにひっかけてしまったことが起因していると思われます。

 また、ヒトデに関してなんですが、最後の挨拶をしているあぐぽんの服から、装飾品のヒトデが取れたんですよね。ぽろっと。

 ヒトデがなかなかにいい仕事をしてくれましたね。A・ZU・NAは持ってるなぁ……。

 

つまるところ、虹ヶ咲大好き!A・ZU・NA大好き!

 Day1、Day2を総括すると、結局はこれに落ち着きますね。大好きです。大好きが止まりません!

 本当に最高のライブをしてくれました。

 最後に最高のライブをしてくれました。

 だからこそ……やっぱつれぇわ。

 こう……優木せつ菜降板のニュースを初めて聞いた時はさ、やっぱ気持ちがバラバラになったって言うか、ぐちゃぐちゃになってたんですよね。でもともりさんに対して最後まで応援し続けます!しか一人のファンにできることはなくて、無力を感じて、不条理さを感じて、でもだからこそ、最後の最後まで応援するっきゃねぇよなぁ!?と吹っ切れたんですよ。

 けれど、こうして最後のライブを見た後はさ……。やっぱつれぇわ。

 最高のライブを見せてくれたからこそ、優木せつ菜が楠木ともりさんから変わるの嫌だわ。あぐぽんがともりちゃんの演じる優木せつ菜は私たちの心の中に生き続ける、って言ってたけどさ、やっぱつれぇもんはつれぇんだわな。私が楠木ともりさん演じる優木せつ菜が大好きって気持ちは変わらないし、それだけは真であり続けるんだけどさ、それはそれとしてやっぱつれぇもんはつれぇんだ。

 本当に……色々な楽しいも、悲しいも、嬉しいも、苦しいも一緒に経験した三人のA・ZU・NAはさ、これで最後、なんだよな。やっぱよぉ。つれぇよ。

 まぁでも、いつまでも下ばっかり見てられないんだよな。

 

 優木せつ菜が大好き。楠木ともりさんが大好き。虹ヶ咲が大好き。A・ZU・NAが本当に大好きです。

 

 というわけで皆々様。

 ここらで兎は床に就かせていただきます。

 ありがとう。