兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

MOS Access2016体験談

 こんばんは。InDexです。

 本日はMOS Accessの体験談を振り返っていこうと思います。

 

 結論から言うと合格しました。

 そしてAccessを取得したことでMOSマスターの資格を取得するまでに至りました。

 

MOSマスターってなんや?

 MOSマスターってのは2016年verのOffice系のソフトの資格を4つ取得することで得られる称号です。

 必須なのはWordExpert、ExcelExpert、PowerPointの3つです。PowerPointだけはExpertがそもそも存在しないのでspecialistのみで問題ありません。

 その3つの上に確かOutlookAccessのどちらかを取得すればMOSマスターを名乗ることが許されます。

 Outlookだったかは忘れました。元々Accessを受けるつもりでいたので。

 

難易度はどうなんや?

 難易度は易しいです。

 自分の感覚だと。

 

PowerPoint < Access <= WordExpert <<< ExcelExpert

 

 って感じの難易度でした。

 ちなみに私はデータベースソフト未経験です。

 FOM出版のテキストを2冊やりましたが、終わる頃には「あぁ、こんな感じね」という風に大体理解できました。

 少なくとも、膨大な情報を扱うことの少ない一般人には日常生活では使わんだろうな、って感じです。

 

勉強内容はどんなことしたんや?

 FOM出版のAccess基礎ってテキストと、MOS Access2016ってテキストの2冊をこなしました。

 MOS Access2016だけでええやろ、って思う人もいるかもしれないんですけど、お金に余裕のある人はAccess基礎も買った方がいいです。

 その名の通り”基礎”を教えてくれるテキストなのでAccess、DB未経験って人は大枠を掴む意味でも買った方がいいです。

 MOSの方は応用って言ってもいいです。会社内で使用する基本操作は基礎の方だと思うので実務に活かしたいスキルを求めてるなら基礎もやるべきです。

 

 とはいえ、基礎をやらずにMOSの方のテキストだけでも十分受かると思います。

 私は基礎とMOSのテキストに従い、実際にAccessを使った実践的な勉強をしました。まぁテキスト通りに操作するだけなので難しくないです。

 操作よりも「自分は何やってるんだ……?」って感覚の方が強かったです。

 操作をこなしていく内に「あー、こういうことかぁ」みたいに理解していきました。

 未だに参照整合性と連鎖うんたらかんたらとか、その辺はよく分かってないんですけど。

 通して読んで、実践した後はただひたすらに模擬試験をやりまくりました。

 模擬試験は3回しかありません。今までのWordとかExcelの模擬試験は5回分あったのでその辺はちょっと心配でした。

 その3回しかない模擬試験を本試験までに5巡はしました。

 なので15回分こなしたってことですね。

 私は職業訓練校に通っているので、分からない点は講師の先生に聞いてました。

 なんで書式に「0¥個」って入れると右揃えなのに「@¥個」って入れると左揃えなの?とか聞いたり。それは文字列かどうか、ってことだったんですけど。

 

勉強の日数はどんな感じや?

 大体10日くらい……ですかね。

 12日くらい?

 1日に3時間弱くらい勉強してたので30時間くらい勉強しましたね。

 

下馬評とお前の言ってること違くない?

 Accessの体験談を見ると、意外とMOS資格の中で一番難しい、と記述してある記事が割と多いんですよね。

 逆に簡単とか書いてある記事もあって、割と賛否両論な印象を受けました。

 これがWordExpertなら模擬試験頑張れば受かる、とか、ExcelExpertならFOM出版と日経BP社どっちも勉強した方がいいくらいにはムズイで、みたいな感じなのでビックリですね。

 その辺の意見の相違はAccessは馴染み深いソフトウェアではないからだと思います。

 普段メモを取ったり、なんとなく記録を付けるためにWordとかExcelを使う機会はあると思うんですけど、Accessって使わないんですよね。使わないどころか知名度もそんなにないと思います。

 Word、Excelで付けた記録を体系的に管理・加工するのがAccessですからね。

 加えて言うなら、画面上で何が起こっているのか一目でわからないのがAccessなんですよね。

 Wordなら行に文字を打ち込むだけでいいですし、Excelならセルに数式を打ち込めばいいですし。

 Accessはデータが内包されたファイルそのものを扱いつつ、その中身を加工するわけですからね。ファイルの中に何が入っているのか把握してないと扱えないのです。

 その辺のイメージが付きにくい方は難易度が高いのかなぁ、なんて思います。

 

 一言で言ってしまえば、適正が明確に出るソフトだと思います。

 とはいえ、半年も触れてればその内理解できるソフトだと思います。

 実務で使用するなら10日かそこらで理解する必要ないですしね。

 

総括

 私は職業訓練校に通っており、その中で目標としていたものがあります。

 それはMOSマスターになるってことです。

 そう目標を立てたのは数か月前のことですが、コツコツと頑張ればなれるものですね。

 私はコツコツと物事を進めることが苦手な人間だと思っていたんですが、目の前の課題を一つ一つ着実にこなしていけば案外あっさりだったような気もします。

 終わってしまえばあっさり、って感じですかね。

 

 そして、MOSの資格を取得していくごとに気づいたのはかなーりマイナスな考えです。

 MOSマスターって2016verのOfficeソフトを使えますよーってアピールする称号であり資格なんですよ。

 でも2016、って名前が付いている通り、賞味期限が付いてる資格なんですよね。

 それに気づいてしまったらネット上で「意味ない」とか言われる理由もちょっぴり分かります。

 とはいえ、Office系のソフトはこれ以上進化してもそんな大幅には変化しないんじゃね?とも思うのでそこまで気にしないようにします。

 気にしても仕方がないですしね。今更MOSエキスパートの称号取りにいく気力もないですし。

 なので次目指すのは基本情報ですね。

 がんばってこー^^

 

 というわけで皆々様。

 ここらで兎は床に就かせていただきます。

 資格が増えるのは履歴書に色々書けるからそこは嬉しい。