兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

同じ空間にいるのに、同じ作業をしているのに、疎外感

 こんばんは。InDexです。

 今日は職業訓練校の集大成みたいな日でした。

 ここ2週間くらいずっとやっていたのはOffice系のソフトを使って架空の会社の業務改善を行う、というものでした。扱うOfficeソフトはExcelAccessの2つです。そしてホームページも作るのでブラケッツとか使ってHTML/CSSをコネコネします。

 3,4人の班を3つ作り、各班それぞれが業務改善に取り組み成果を発表するというものです。

 結論から言ってしまうと私の班はクソみたいな成果を発表しました。

 他の2班はそりゃもう良い出来の成果を発表しました。

 詳細を話す前に私の班のみんなを紹介したいと思います。

 

ワイ:

 私です。班のリーダーを務めました。基本的にやる気はなく、怒られない最低限度の成果を出せればいいな、と考えています(一番リーダーになっちゃいかん奴やろ)。

 私が作業したのは、全てのExcel、全てのAccess、ホームページの文章全部、パワポの演出に口出し。この4つです。

 ……?

 

K君:

 私より年下の後輩です。モチベーションは悪ふざけにしか発揮されません。しかし私の班は無能揃いなのでギャグ系で行けば誤魔化せる余地があったので逆に得難い人材でした。

 主に作業担当したのはパワーポイントです。彼がいなければ今回のグループワークは本当に終わっていました。

 

S1さん:

 私より二回り年上の人です。絡みやすいのでお話してて楽しい人です。やる気はありますが技術が付いていかない悲しい人です。

 主に作業担当したのは……ないです。成果発表のプレゼンに活かされたモノは無かったです。

 

S2さん:

 私より二回り年上の人です。投資とくだらん話しかしないので苦手な人です。やる気はありませんし、指示した内容を実行もしてくれない人でした。

 主に担当したのはホームページです。私の指示でネットの海からホームページのテンプレを探してくれたのが唯一と言っていい実績です。

 

 班のメンバー紹介は以上です。どうでしょう。地獄のようなメンバーでしょう。

 私はやる気がありませんが、一応リーダーであり、早々にこの班のヤバさに気づいたのでパワポ以外のほぼ全てを担当しました。そしてギャグ路線で突っ走ったK君謹製のパワポによって何とか最低限怒られないレベルの業務改善プレゼンを終えることができました。

 S1さんとS2さんはほぼほぼ何もしてません。

 S1さんは技術がやる気に追い付いていないのでイライラしなかったんですが、S2さんはガチの悪ノリをしたり、興味のない投資の話を延々としてくるのでストレスがマッハでした。

 ちなみにガチの悪ノリとは、訓練校にいる女性職員さんに対してセクハラとなるような内容をホームページに組み込んだことです。これは班の全員が引いていたんですが、当の本人が一切気づいていなかったのが問題と言うか闇というか、そんな感じです。

 で、まぁ。こんな奴らが作った成果なんぞ塵芥に等しい価値しかないものです。

 それに比べて、他の2班の成果物は本当に素晴らしいものでした。

 特にAccessですね。

 帳票や納品書等、メインメニューから作っておりAccessってここまでできるんだ……と敗北感を覚えました。

 私は最低限レベルのAccessしか作成していないんですが、他の班のAccessを見て、パソコンの記事とかでかなり勉強したんだろうなぁ……ってレベルの成果を見せられて敗北感マシマシでした。

 頑張ってないのに頑張った人の成果を見て僻むのは人間性が終わっているんですが、それでも敗北感が凄かったです。

 そして他の2班は互いの作ったAccessの成果なんかを語り合っていました。どこをどう直せばそうなるの?とか、こうやればいいんじゃないかな?とか、私の知らない、習得していない、勉強していない領域の話をされてさらに敗北感が深くなりました。

 これが、本日のメインタイトル。「同じ空間にいるのに、同じ作業をしているのに、疎外感」の正体です。

 あの切磋琢磨し合う頑張った者同士の会話が果てしなく遠かったです。

 自分のことはどこかで”それなりに能力の高い人間”と訓練校の中では相対的に思っていたのでより敗北感が強かったですね。訓練校の中でも私の能力はすずめの涙ほどの価値しかありませんでした。

 いくら訓練校の中で人より多く資格を取得していても、実践に伴わないのだから誰からも賞賛を受けない。受けられない。

 悲しい存在の権化。それが私です。

 さて、訓練校も残り2日間しかないので敗北感にばかり浸ってないで惜しんでいこうかと思います。

 

 というわけで皆々様。

 ここらで兎は床に就かせていただきます。

 ふにゅう……。