兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

虹ヶ咲備忘録第9話

 こんばんは。Indexです。

 今回は虹ヶ咲第9話の回となっています。

 

 第9話の大まかな流れは、ソロアイドルとして果林さんがダイバーフェスに出る流れとなっています。

 

等身大のスクールアイドル、朝香果林

 2周目で一番好感度が上がったのは間違いなく果林さんですね。1周目ではただの方向音痴セクシーお姉さん、くらいにしか思ってなかったんですが、2周目だととても味わい深いキャラだと感じました。

 と、言うのも、現時点におけるソロアイドルとしてのスクールアイドルでは、一番そのことを理解しているのは果林さんだからですね。

 スクールアイドル同好会に所属している仲間であっても、出られるLIVEの枠が一つであるならば競い合うライバルにもなる。それが虹ヶ咲におけるメンバー間における関係です。

 しかし、仲良し同士が互いに競い合い、対立するのはとても苦々しく気まずいです。だから一つしかないダイバーフェスの枠をどうにか穏便な方法で決議しようとするのですが、果林さんによって一蹴されます。

「それで(くじ引きで決めたとして)本当に、ソロアイドルとして成長できたと言えるの?」

 という言葉ですね。

 第5話における果林さん像は、大人ぶったクールなキャラという仮面をしつつも、本当は女子高生らしく友人とお台場で和気藹々と楽しみたい気持ちを隠していたキャラクターでした。

 つまるところ。深層心理の部分では等身大の女子高生像を有しているのが朝香果林というキャラクターだと思っています。

 

 とはいえ。だからこそ言えるのでしょうか。等身大だからこそ虹ヶ咲の他のメンバーの持つ強みが眩しく負けられないと思っています。

 負けられない。手は抜けない。そう言った果林の持つ熱い想いがソロアイドルへの覚悟に転換され、生ぬるいやり方では決して成長できないと考えているんですね。同好会の皆は仲間であるのと同時にライバルである。ということですね。

 そういった点で言えば同好会の中で虹ヶ咲のソロアイドルを体現しているのは果林さんであり、だからこそみんなからダイバーフェスの代表として選ばれたんだと思います。

 

 しかし。同好会の代表としての役割を背負った果林さんでしたが、3000人もの観衆のプレッシャーに心折れそうになります。自分の可愛いが伝わるか、とか、本当の自分をさらけ出すとか、そういったことではなく、単純に3000人という大きさに気圧されている訳です。

 ここが朝香果林のウィークポイントでありながら、同時に愛すべき点なんですよ。

 その弱さの克服には、やはり同好会が関わっていました。

 仲間であるのと同時にライバル。

 同時に、ライバルでありながら同好会の皆は仲間なんです。決して一人ではない。一人では無いからこそ立ち向かうことができる。

 果林さんはみんなの後押しを受け、ダイバーフェスで活躍するのです。

 

朝香果林という人物

 等身大のスクールアイドル。これが私の思う朝香果林な訳ですが、同好会における役割はちょっと違います。

 私的にはせつ菜ちゃんと似た立ち位置に果林さんっていると思うんですよね。

 せつ菜ちゃんはそのスクールアイドルへの熱い想いからみんなにその熱を伝播させていきます。そうしてみんなはその熱にあてられてモチベがぐーんと上がっていく訳ですね。

 もう一つ言うならば、ソロアイドルとしてのスクールアイドルに関し、かなり現実的な視点を持っていることです。スクールアイドルへの熱い想いがあるからこそ決して手を抜くことができない。しかしだからこそ、それが原因で同好会を廃部にしてしまった苦い経験がある。

 その想いは果林さんの中にもあり、言ってしまえば果林さんってリアリストなんですよ。現実主義者って奴ですね。

 しっかりと現実を見据えて問題点を認識することができる。そしてそれを臆面無くみんなの前で発言することができる。言いにくいことを言ってくれる存在。

 それが、朝香果林の持つ、同好会での役割な訳ですね。

 なのでせつ菜ちゃんと果林さんって相性いいと思うんですよ。

 せつかりの可能性。あると思います。

 

エマと果林さんのファーストコンタクト

 第9話では果林さんの方向音痴な部分が描写されたと思うんですけど、それが第5話ではどう発揮されたんだろうって妄想しました。

 エマと最初に会った時、エマは学生寮への道に迷っていました。

 そこに偶然通りかかった果林さんと邂逅するんですが、果たして無事に解決できたんでしょうか。

 いや、まぁ。学生寮への正しい道順くらい把握してると思うんですが、そこは方向音痴の果林さん。

 もしかしたらエマと二人で右往左往したんじゃないんでしょうか。

 という妄想です。

 

 

 さて、これで一人一人にスポットライトは当たり終えました。

 これからは虹ヶ咲スクールアイドル同好会全体のお話。もしくは高咲侑の物語。もしくは上原歩夢の物語にシフトしていきます。

 つまり。ここからが本番って訳です。よっしゃいくぞ!!

 

 というわけで皆々様。

 ここらで兎は床に就かせていただきます

 うおおおおおおおおおお。