兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期4話の感想

 こんばんは。Indexです。

 今回は虹ヶ咲2期4話の感想です。

 

 話の流れとしては、愛と果林が手を組み、美里さんに勇気を与えられる存在になった感じです(うまくまとまらなかった)。

 

川本美里、というキャラ

 美里さんは愛さんに楽しいを教えた張本人です。

 昔の愛さんは人見知りな性格をしていました。しかし、美里さんと出会ったことで世界が広がり、交友関係がどんどん広がっていったそうです。それから社交的で友人の多い性格になったわけですね。

 時系列的には

 

まだ元気だった頃の美里さんと、人見知り時代の愛さんが出会う

美里さんがきっかけで愛さんが社交的になり友達も増える

美里さんが病気に罹り、人間関係が希薄になるが、愛さんだけは離れなかった

ようやく退院できる←イマココ

 

 ですかね。

 しかし、現在の美里さんは愛さんに対して複雑な思いを抱えています。美里さんは元々社交的で明るく、交友関係も広い存在だったのだと思います。しかし病気で入退院を繰り返すうちに人との繋がりが希薄になり、やりたいこともできなくなってしまいます。それでも離れなかった愛さんですが、愛さんはすくすくと育ち、やりたいことをやって友人も多くなり、結果的にスクールアイドルになるという輝かしいことをしています。

 美里さんはそんな愛さんと比べてしまい、自分が惨めになってしまったんですね。一回りも違う愛さんは好きなことをやって成功しているというのに、今の自分は空っぽで何もない。そんな愛さんに嫉妬してしまうのも仕方のないことでしょう。

 

 この美里さんというキャラは、アニメを見ている人に刺さる部分も多いと思います。やりたいことや夢はあるけれど、それを叶えるには自分は年を取り過ぎてしまった。その界隈にいるのは自分よりも年下の子達が多くいて、それだけで何もしてこなかった自分が嫌になる。いやまぁ、自分のことなんですけど。

 なので、感情移入と言う側面だけで見れば、川本美里さん以上に共感できるキャラって虹ヶ咲にいないんですよね。

 

 とはいえ、美里さんは愛さんのライブを通して、やりたいことをやる、我慢しないことを決めて、英語の参考書を手に取るわけです。

 太陽のような笑顔でみんなを照らし、みんなの夢を応援する愛さんらしいですね。

 

DiverDivaという可能性

 クオーツがみんなと気持ちを合わせるユニットなら、ダイバーディーバは互いに競争し合うユニットです。

 果林さんは元々ユニットを組む気がありませんでした。それは、人と気持ちを合わせる表現の仕方は自分に合っていないと考えているからですね。実際、朝香果林という人間が、クオーツに合致しているかと言われればそうではありません。

 しかし、愛さんからの提案によってダイバーディーバが誕生するわけです。

 

 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はバラバラです。個性もやりたいことも何もかもがバラバラのソロアイドル集団です。

 だからこそ、ユニットでもここまで違いが出るのは自明というものです。ここも虹ヶ咲のいいところですよね。ソロアイドルとして個性が出まくりな点と、ユニットでも個性が出まくりな点が素晴らしいです。

 虹ヶ咲のコンセプトをユニットでもよく表していると思います。

 

 次はいよいよ私が一番好きなユニット、AZUNAですね。