兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期3話の感想

 こんばんは。Indexです。

 今回は虹ヶ咲2期3話の感想です。

 

 話の流れとしては、クオーツの四人はお泊り会を実施することで、知らない自分を見つけることができた話となっています。

 

神。それしか言う言葉は見つからない

 第2期第3話は神です。

 神。

 神以外、形容のしようがありません。

 神。マジ神。スーパー神。ウルトラ神。

 では、その神の全容を語っていきましょう。

 

同好会だからこそできること

 ランジュの考えを同好会として跳ね返すにはライブを行うしかありません。ではライブでは何をすればいいのか?

 それを考えるためにクオーツの四人、かすみ、璃奈、エマ、彼方はお泊り会を実施します。

 その結果分かったのは、やっぱりみんなバラバラだってことでした。考え方も、好きな物も、虹ヶ咲学園のことも全て、バラバラだったのです。

 しかし、そうしてバラバラのみんなを一つ一つ知ることで、みんなへの理解を深めることができたんですね。

 すると、他の人から言われるんです。

 

 かすみんなら、みんなのことを考えてくれてるよね、とか。

 彼方なら、マイペースだけど実はお世話焼きだよね、とか。

 エマなら、ポカポカに見えて実は芯が硬いよね、とか。

 璃奈なら、意外とみんなを引っ張っていくよね、とか。

 

 この四つは全て、自覚のない自分らしさだったんです。

 お泊り会を通して分かったのは、他のみんなの一面でもあり、自分の一面でもあったのです。そして、分かったみんなの他の一面、そしてみんなから教えて貰った別の自分らしさを押し出し、異なる同好会の可能性をランジュちゃんに見せたんですね。

 決して一人では作れなかったライブ。ランジュはそれを認めます。

 

高咲侑は、この世界にたった一人しかいない

 言わばこの2,3話はクオーツ回と言ってもいいんですが、そのトリを務めたのは我らが高咲侑ちゃんです。

 侑ちゃんは作曲に行き詰まっていました。ミアからは「求められる物を形にすればいい」とアドバイスを貰いますが、あまりピンと来ていませんでした。

 同好会のみんなに相談すると、「自分が満足できるか」「必ずしも正解を出す必要はない」「やってみて、だめならだめでいいじゃん」「せっかくなら、侑さんらしい曲を聞きたい」と言われます。

 しかし、侑はそこでやや自嘲気に「みんなみたいな個性がないし……」と言います。

 けれど、同好会のみんなが同意するわけもなく、みんなから見た高咲侑が口々に語られていきます。

 そこで侑ちゃんも、私らしさ、自分らしさをみんなというフィルターを通して知っていくわけですね。

 

 そこで理解したのは、「私は私しかいない。この世界に高咲侑は、たった一人しかいない」という結論でした。個性がない人間なんていない。誰だって、その人限りしかいない。だから、求められるものだけに応えるのはでなく、自分を、私を表現しようとするわけですね。

 

「音楽をやったのは、みんなみたいに自分を表現できる人になりたかったから」

 

 この言葉に集約されていると思います。

 求められたことに応えるだけでは、自分を表現して誰かに届けることなんてできないんです。

 そしてこの時、自分を表現できる高咲侑が生まれたんですね……。

 

鐘嵐珠という人間

 ランジュはいくつかのライブを通し成功の実感を掴みます。そして幼馴染の栞子をライブに誘う訳です。来てくれる、わよね?と。やや自身無さげな表情で。

 ランジュにとって栞子とは、そういう存在な訳ですね。

 ただのファンであれば、ただただ自分に魅了されていればいい。夢を与えていればいいだけの存在。

 しかしランジュにとって栞子とは、ライブに来て欲しいと思うくらいに大切に思っている人なんですね。

 まぁ、よくよく考えれば、幼い頃はよく遊んだだけの仲なのに、高校生にもなって未だにSNSで交友関係が続いているってそれなりの想いが無ければできないことですよね。栞子にとってランジュがどういう存在なのかは分かりませんが(それは……急ですね……)、ランジュにとって栞子とは、得難く大切な人なんだろうなぁ、と思います。

 

 にしてもあの表情よ。

 期待と不安が織り交ぜられた絶妙な表情……。アニメーターってやっぱすげぇよ。

 

 と、いうわけで次は4話です。DiverDivaですね。

 SuperNovaが一番好きです。ミライ!!