兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

最後の言の葉

 こんばんは。Indexです。

 本日は、A・ZU・NA LAGOONの大感想会があったので、大感想会の感想となっています。曲についての感想は、既にライブ当日に記事を書いたので、今回はまぁ……お分かりの通り、あの話題です。楠木ともりさんが、虹ヶ咲のイベントに出るのは今日が最後、ということに関する話題です。

 それと、私自身のことを書いていきます。このブログは備忘録みたいなものなので、私が当時何を思い、何を考えていたのか、それを確認したいですからね。

 では、感想をば。

 

まずは、約五年間、ありがとうございました

 楠木ともりさん。優木せつ菜役を約五年間演じてくださり、役に対して真摯に向き合ってくださり、本当にありがとうございました。私は優木せつ菜が大好きになりました。楠木ともりさんが演じてくれたからこそ、優木せつ菜が大好きになり、虹ヶ咲という作品をもっともっと好きになれたんだと思います。

 だから本当に、ありがとうございました。お疲れさまでした。あなたの演じる優木せつ菜が大好きです。

 

これからの虹ヶ咲、A・ZU・NA、優木せつ菜

 楠木ともりさんが今回の生放送で言っていたことは、「これからも虹ヶ咲を大好きでい続けてください」「優木せつ菜の後任の人を温かく迎え入れてください」「そして願わくば、新しい優木せつ菜を大好きになってください」ということです。

 優木せつ菜を降りることに関して、本音では『寂しい』という気持ちを零してくれたともりさん。それはそうでしょう。エーラスダンロス症候群という病名が告げられ、何度も何度も悩み抜いたと思います。それでも、後任の方を気遣うともりさんは立派だと思います。私の方が年上とは思えないほど、大人なんだと思います。

 私は絶対に、これからも虹ヶ咲が大好きでい続けますし、新しいA・ZU・NAが大好きになりますし、後任の優木せつ菜が大好きになります。確かに楠木ともりさんが演じる優木せつ菜は最高でした。けれど、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会にいる優木せつ菜がもっと大好きです。それならば、虹ヶ咲という括りの中に新しく入る優木せつ菜は、やはり素晴らしいものになると思います。楠木ともりさんがこれまで魂込めて演じてきた優木せつ菜では無いかもしれない。でも、同じ大好きを持って、きっと後任の人も演じてくれると信じています。だから、これは押し付けられた大好きでも、無理やり大好きだと自分を騙すわけでは無く、大好きになるという未来予想です。13人から14人に虹ヶ咲はなったんです。楠木ともりさんが消えるわけじゃありません。彼女が優木せつ菜として辿った軌跡は今も尚色濃く残っており、それは続く後任の方への道となるのです。後任の方はプレッシャーが大きいでしょう。でも、それでも、虹ヶ咲の優木せつ菜となることを選んでくれたんです。これまで続いた軌跡のその先を歩いてくれると決心してくれたんです。それならば、私は応援するべきでしょう。いや、応援したいです。これから歩く彼女の軌跡が幸福に満ちたものであるように、彼女の続く先を応援したいんです。私は今、そういう気持ちでいっぱいです。

 

最後の言の葉

 今回の生放送が、楠木ともりさんが演じる優木せつ菜の最後の公式イベントでした。最後の言の葉は十分に伝わりました。楠木ともりさん本人は伝わっているのか心配かもしれませんが、伝わっています。

 今回リアルタイムでコメント読みながら進行する方法を取らなかったのは、『生の言の葉』を視聴者に伝える為だったのでは?と終わった後に思いました。

 コメントを読みながらだと、どうしても注意が外部に向いてしまいます。逐一視聴者の反応を気にしながらの別れの挨拶では、余計に頭が混乱してしまい、言いたいことも言えなくなるかもしれません。それなら、A・ZU・NAの三人だけで、自分自身に向き合う時間を作るために、こうして収録生放送という形を取ったのではないでしょうか。これが良かったのか、悪かったのかは分かりませんが、楠木ともりさんの最後の言の葉は、私に響きました。

 楠木ともりさんは優木せつ菜から離れ、虹ヶ咲の活動には関われなくなります。それまでの同好会のメンバーとは別々の道を進み、それぞれの夢を追い続けます。共に最後の舞台の景色を見ることはできなくなったかもしれません。でも、その虹のその先を、楠木ともりさんは見てくれると思います。

 それが……本当に、辛いです。色々と理屈をつけていいこと言おうと思ったんですけど、やっぱり辛い物は辛いです。

 侑ちゃんと歩夢の二人の関係ってあるじゃないですか。それぞれ別の夢を追うことを決め、離れていたって想いは繋がっているし、変わらないよ、という。Dream with you から Awakening promiseへと続く物語。この二人の関係、つまりゆうぽむが大好きな私なんですが、楠木ともりさんと虹ヶ咲の関係も、ゆうぽむ似ていて、でもやっぱり全然違うなぁ、と寂しくなります。ゆうぽむは虹の枠内にいますが、楠木ともりさんは虹の枠外で夢を追います。それはやはり……寂しいです。でも、楠木ともりさんが虹ヶ咲を想う気持ちに偽りなどは一切無く、きっと同じ想いを抱いて最後まで見届けるんだろうな、と感じました。その点は、ゆうぽむとも一緒ですね。

 同じ夢を見る時間は残酷にも終わりを迎えてしまった。でも、彼女達は、彼女の新たな旅路を応援した。

 そうか……。アニガサキはやっぱりさ、夢を追う人を応援するコンテンツだよ。そのマインドだけは、虹ヶ咲から離れたって、ずっと不変のものなんだよな……。

 

私事の話

 ずっと自分語りだったとは思うんですけど、これからは純度100%の自分語りです。以前にも何度か記事で触れているので真新しさはないと思いますが、まぁご愛敬ということで。はい。

 

 私が虹ヶ咲に出会ったのは約4か月前です。去年の9月27日に「虹ヶ咲スクールアイドル同好会良きンゴねぇ……」って記事出してるので、やっぱり約4か月です。ビックリです。まだ半年も経過していないんですね。それなのに、私は虹ヶ咲のことが大好きになりました。今までの人生の中で、一番好きになったコンテンツです。昔を思い返してみても、これ以上の物にハマったことは無いです。半年以下しか出会ってから経過していないのに、ここまで好きになれて思ったのは、好きになるのに重要なのは、『どれほど経験したかより、どんな経験をしたのか』だと思います。つまるところ、量より質ってことです。とても濃密な約4か月を過ごしたんですね……。

 そんな私が優木せつ菜役である楠木ともりさんが降板するニュースを聞いたのは、そんな折でした。私が虹ヶ咲に関する情報をスポンジのように吸収している最中、つまり一番楽しい時ですね。大好きなコンテンツの大好きな情報を吸収できてさらに大好きになれている真っ只中です。私がその悲報を聞いた時は、しずくちゃんクローズドサークルの中で同好会メンバーを惨殺するSSを読んで心が破壊されていた時です。よく覚えています。そんな時に優木せつ菜降板の悲報を見たので、私の情緒はさらにグッチャグチャになりました。そのことを、当時通っていた職業訓練校の後輩に心情を吐露していました。

 余談ですが、この職業訓練校で出来た後輩から薦められて、私は虹ヶ咲を知りました。まぁ、卒業した後は後輩から嫌われてLINEを無視されるようになったんですけど……。なんで?まぁいいや。後輩の理不尽な仕打ちはそれはそれとして、虹ヶ咲を薦めてくれたことに関しては深く感謝しています。薦められなければ、私は人生を終えるまで魂から好きなコンテンツに巡り合えなかったでしょうから。

 話を戻します。当時の私は情緒がぐちゃぐちゃになりつつも、時間の経過とは恐ろしいもので、徐々に冷静になっていきました。その時出した結論とは、「自分にはどうすることもできないので、虹ヶ咲を大好きでい続ける、応援し続ける」ってものでした。今の私はこれに「後任の人を応援する」を追加したくらいです。ただの一ファンである私ができることは少ないんです。少ないですが、これしかないと思います。これが私にできる最大級の可能なことなんです。今でもそう思います。

 それからはスクスタのストーリーにも手を伸ばしつつ、スーパースターをつまみつつ、初めてSSという物を執筆しつつ、R3BIRTHのライブを見つつ、A・ZU・NAのライブを見て……今に至ります。

 私は虹ヶ咲のことが大好きですが、出会ってまだまだ四カ月です。ということは、まだまだ虹ヶ咲に関して開拓できる余地はいくらでもあるはずなので、もっともっと好きになれるんだと思います。だから、応援し続けます。

 ありがとう楠木ともりさん。私はこれからも虹ヶ咲と優木せつ菜を応援し続けます。

 本当に、ありがとうございました。