兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

虹ヶ咲備忘録第12話

 こんばんは。Indexです。

 今回は虹ヶ咲第12話の回となっています。

 

 第12話の大まかな流れは……。

 ほんまもう、アレ。これ。もうあれよ……。もうね、最強。

 ちょっと待ってくださいね。心が落ち着くまで脳みそにあふれ出る言葉を打ち込んでいきます。

 もうこれほんまね。ほんまこれもう……。ありがとう。ありがとうございます。

 最強だよマジでこれ。ほんまマジでありがとう。いや待て。まだ早い。第13話を見るまでこの感嘆は取っておくんだ。今は第12話に移ろう。おう。

 

歩夢の想い

 歩夢というキャラクターは、一般的には重い女って言われています。何ならヤンデレキャラとも言われています。別に間違いではないと思いますが、それだけのキャラでは無いんですね。

 歩夢は侑ちゃんのことが大好きです。そして侑ちゃんも、歩夢のことが大好きです。

 そんな侑ちゃんが、幼馴染でずっと隣にいてくれるって言った侑ちゃんが、離れていく。それに耐えられない歩夢がいて。

 でも、そんな離れたくない自分もいながら、侑ちゃん以外にも今日子ちゃん等たくさんの人が歩夢を応援してくれる。そんなファンの人たちのことも大切に思うようになり、離れていたのは侑ちゃんだけでなく、歩夢自身も侑ちゃんから離れていたのです。

 その事実に気づきながらも、不安が胸を包み歩夢はいてもたってもいられず、一度は停滞の道を選びました。

 しかし、せつ菜ちゃんとの会話の中でとある一言が刺さります。

 

「始まったのなら、貫くのみです!」

 

 それは、侑ちゃんへ語った思いと同じ言葉。

 

「始まったのなら止めちゃいけない。我慢しちゃいけない」

 

 歩夢は侑ちゃんへの思いと、既に始まってしまったスクールアイドルとしての道を思い、駆けていきます。

 

侑ちゃんの想い

 侑ちゃんにとっても歩夢は大切な人で、だからこそ自分が見つけた夢を、最初に歩夢に話そうとしていました。

 しかし異なる夢を見てしまった侑ちゃんと歩夢は、同じ夢を見ることができなくなってしまいます。それに対して侑ちゃんが下した答えは。

 

ローダンセ。花言葉は”変わらぬ想い”。

 

 たとえ見る夢が別々であったとしても、侑ちゃんが想う歩夢への気持ちは変わらない。

 それが、侑ちゃんの下した答えでした。

 いやもうこれ……。

 って、これは……?

 

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<侑ちゃん。ありがとう

 

 ぽむ!!お前、どうした……?

 

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<侑ちゃんのくれた想いで、私は進化するよ!!

 

 ぽ、ぽむ!!

 

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<パァァァアア

 

🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<ぽむ!!

 

 ぽむ!!お前、その髪に付けた花は……。

 

🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<ローダンセ。侑ちゃんがくれた、侑ちゃんの想い

 

🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<私も同じ気持ちだよっ!侑ちゃん!!

 

 ぽ、ぽむぅ……俺は、俺はよぉ……(ポロポロ

 

二人の想い

 歩夢は、侑ちゃんだけの為ではなく、応援してくれるファンの為に歌うことを決意し。

 侑ちゃんは、音楽の道を進むことを決意する。

 

「侑ちゃん、今までありがとう」

「歩夢、今までありがとう」

 

 あの日、交わした約束。

 

「私の夢を、一緒に見てくれる?」

「もちろん。私はずっと歩夢の隣にいるよ!」

 

 その約束は、異なる夢に変わってしまった。

 しかし、あの日交わした約束は本物であり、その約束が消えることはなく、その時の想いも、決して色褪せることはない。

 共に感謝の言葉を述べ、異なる夢への一歩を踏み出す。

 なんという。なんという爽やかな別れなんだろうか。

 もうね。素晴らしいという言葉以外見つからない。最強。最高。ありがとう。

 

「これからも」

「よろしくね!」

 

 どこに向かうかまだ分からないけど、面白そうな未来が待ってると。

 笑い合える。君がいれば。嬉しい。今日もありがとう。

 さぁこれからはそれぞれの地図(マップ)。

 広げたら気軽に飛び出そう。

 

 NEO SKY NEO MAPという神曲。正に虹ヶ咲を懇切丁寧に表している曲。

 虹ヶ咲の代表曲と言えば、やっぱりネオスカですね……。

 

ぽむせつという、可能性

 今回の尊さがオーバードライブしたゆうぽむに惹かれた諸子諸兄。1周目の私も同じだった。

 ゆうぽむの尊さは全てを照らす初日の出よりもさらに眩しかった。

 されど。2周目で私は次なる可能性にも気づいた。気づいてしまった。

 それは、ぽむせつの可能性だ。

 一度は停滞した、スクールアイドルを諦めた優木せつ菜という存在。

 一度は停滞した、侑ちゃんだけのスクールアイドルでいることを口にした上原歩夢という存在。

 二人はとても、似ている。

 自分の大好きが、誰かの大好きを否定してしまったが故に諦めてしまったこと。

 誰かの大好きが、自分との距離が離れる原因になってしまい、誰かの大好きを否定してしまったこと。

 二人とも。胸の中には滾る熱意があれど、それを行動に移すことはできなかった。

 

 せつ菜にとって。その熱を再び呼び覚ましてくれたのは侑ちゃんだった。ラブライブ出場を目指さないことで、自分の大好きを諦めずに済んだ高咲侑という存在。

 歩夢にとって。その熱を再び呼び覚ましてくれたのはせつ菜ちゃんだった。「でも、やめられないんですよね」「始まったのなら貫くのみです!」自分の気持ちを我慢してはいけない。そんな自らの言葉を思い出させてくれたのは、優木せつ菜だった。

 

 と、なると……?

 今気づいたけど。侑ちゃんが夢を諦めずに済んだのは「私の夢を一緒に見てくれませんか?」と誘った歩夢であり、せつ菜ちゃんが大好きを諦めずに済んだのは侑ちゃんのおかげであり、歩夢が侑ちゃん以外のスクールアイドルになる道を選んだのはせつ菜ちゃんのおかげだし……。

 あ、あえぇ?

 これなに?三角関係って奴?あえぇ???

 すごいねこの輪廻。歩夢から始まった言葉は巡り巡って自分に返ってきたんだ。これが初心忘るべからずって奴ですか?違うか。

 ま、まぁ。似た者同士というか、似た境遇の二人のぽむせつは、あるんじゃないんでしょうか?

 

🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<でも一番はゆうぽむだよね!

 

 それは間違いないと思います。

 

前へ進むって、大切なモノが増えていくってことなのかな?

 前へ進むというのは勇気のいる行動です。

 同じ道を歩いていた人と道を違えることにもなります。

 しかし。道を違えたとしても、その人が大切な人であることは変わりません。

 そして前へ進んだことで得られる他の大切なモノが増えていくだけなのです。

 だから、安心して前へ進んでいい。

 道を違えても、想いは変わらないのだから。

 

 

 遂に第12話が終わり、ラストの13話に移ります。

 

 というわけで皆々様。

 ここらで兎は床に就かせていただきます

 ふぅ……。