兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

ゴミみたいな日

 こんばんは。Indexです。

 本日はゴミみたいな日の記録を残していきます。

 

 久々の記事更新なので私のあらましを説明してきましょう。

 

・25歳無職ニート(空白期間1カ月)

・趣味はたまに書くラブライブのSS

・面倒くさがり屋かつ臆病かつ能力の低い無能

・一応大卒

・若ハゲを患い、短足かつ顔面崩壊

 

 こんな感じです。一言で言えばまあ、大卒の無能、と表現した方がいいでしょう。

 短期記憶に致命的な欠陥があるので言われたことをすぐに忘れます。また、脳の回転も悪いので計算や文章問題に弱い特徴を持っています。

 こういった自らの弱点を、私は二度の退職で身をもって自覚しました。

 だから、身の程を弁えました。自分に頭脳労働は向いていないし、長時間労働も心を病むのでできない。

 だから、極力頭を使わず、極力残業しない会社を目指そうと考えました。自らの能力を最低まで見積もると楽になれるものです。

 アニメ的なたとえで申し訳ないんですが、進撃の巨人ジークが言っていたことを思い出します。

 

『案外…事切れる前はほっとするのかもな。何の意味があるのかもわからず、ただ増えるためだけに、踊らされる日々を終えて…』

 

 生きることは苦しむこと。苦しみ続ける中に意味を見出す。これが人生、とニーチェは言いました。

 けれど、生の苦悩を抱え続け、それで折れてしまう人がどれだけいるでしょう。

 私の人生には意味なんてない。幸福に生きよ、とウィトゲンシュタインは言いますが、そこに辿り着くまでの道程が遥かに長く、距離の正確な数字が分かりません。

 というかそもそも、幸福に生きられる可能性なんてどこにあるんでしょう。

 今の世の中はどんどん複雑な方向に舵を取っています。

 労働集約的な仕事は機械に取って代わられますが、その機械を制御するのは人間です。人間はその機械の操り方を覚えねばなりません。そしてそれは、多くの前提をクリアせねばなりません。

 たとえば、昨今話題になっているチャットGPT。AIの使い方を知らねば使うことすら覚束ない代物です。さらに言えば、それを扱うパソコン、もしくはスマホ。これらを過不足なく扱えること、これが仕事をする上での最低基準になっていきます。

 つまるところ、仕事の最低基準がどんどん上がり、仕事の難易度自体が非常に高くなっていることを意味しています。

 だから、仕方のないことなんです。私という能力に不安のある人間が社会から零れ落ちることは。落伍者と早々に見切りをつけることも仕方のないことなんです。

 なぜなら、私は無能だから。以前勤めていた研修の時、5,60人くらいいる人の中で私が一番無能でした。その時、気付いたのです。私は人より劣っているのだと。

 今まで幾度かその片鱗は味わってきました。

 たとえば、定期テストでは点数が取れる、でも学力テストではまるで歯が立たない。

 たとえば、パワプロウマ娘などの育成ゲームの仕組みが理解できない。

 たとえば、ボードゲーム、オセロなどの戦術ゲームが酷く弱い(将棋、囲碁はそもそもルールが理解できない)。

 それらの思い当たる節が一挙に押し寄せ、私は無能なのだと自覚しました。

 無能、というと些か広義すぎますかね。

 地頭が悪い。これが最もしっくり来る表現でしょう。

 

 まあ、ここまで長々と語ってきましたが、身の程を知ったというわけです。

 だから、無能にもできる仕事を探そう、と再出発を決めようと考えました。

 そして最近、近くの商業施設で合同説明会が催されていました。それに赴き、気に入った企業がありました。

 休日、残業時間、通勤距離、それらが許容範囲だったからです。それに、仕事内容もそう難しく思えませんでした。

 だからその後、ハロワに赴き紹介状を受け取りに行きました。

 そして今日、その会社に面接に行きました。手応えは正直悪かったですが、ここは本題ではありません。

 問題は帰った後、私が虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の最新情報配信を見ている時に発生しました。

 父親が部屋に入ってきました。酒が入っているので赤ら顔です。彼は私が受けた会社が気に入らないようで色々と言ってきました。

 短期記憶に欠陥のある私が何とか覚えている範囲で書きだします。

 

・勉強してちゃんとしたところに就職しろ

・ここまで育てたのは短期離職をさせるためじゃない

・そんなところに就職するなんて情けない

・向上心をもっと持て

・みんな苦しんでる、だから頑張れ

 

 たぶん、こんな感じだったと思います。特に私の心にくさびのように打ち込まれたのが、

 

・働きたくないなんて言うな

 

 です。私とて、愚痴の一つとして零しただけです。ネットに一言呟くような、単なる愚痴の一種。

 なのに、禁止を強要してくるんです。これはもう、愚痴の一切を言うな、と言われている気分でした。

 ちなみにその後言われたのは、「一生働かないで生きていくつもりか?」とかそんな台詞です。そんなこと一言も言っていないのに。というか、働くために今日面接を受けてきたばかりなのに。

 

 私は就活をしています。ハロワに行って紹介状を受け取り、会社に行って面接もしてきました。なのに、どうして情けないだの向上心を持てだの言われなきゃならないのでしょうか。

 私は身の程を知ったんです。自分は出来損ないと自覚し、社会から零れ落ちた落伍者なのだと刻んだんです。だから、身の丈に合う会社を選んだつもりです。

 それがなぜ、だめなのでしょうか。

 父親には以前、私が会社を辞めた後、赤裸々に心境を吐露したことがあります。今から一カ月もしない時です。

 自分はどうやら能力が低いらしい、と。メンタルだって弱いし、平気な顔で8時間労働している人たちが同じ人間と思えない、と。

 普段愚痴や弱音を吐かない(胸襟を開いて話をすることができず溜め込んでしまう)私にとってそれは、未だ越えられない壁として君臨する父親にそれを言うのは、非常に勇気がいりました。

 けれど、どうやら響いていなかったようです。

 父親には父親の信ずる正義があるらしく、私の事情など一切鑑みてくれないそうです。

 まあでも、父親の気持ちも分かります。

 私は長男であり、長女である姉は知的障害を患っています。だから一層、健常者である(実際は発達障害かもしれないが)私に期待を寄せているのでしょう。いや、期待せざるを得ない、と表現した方が正しいと思います。

 父親にとっても、今まで生きてきた人生で産んだ我が子がこんな出来損ないとは思いたくないのでしょう。だから発破をかける。だから期待をする。

 そんなの、重荷になるだけなのに。その辺を彼は理解していません。

 家族は一番の味方です。けれど、一番の敵にも転化し得るのでしょう。

 実家が息苦しいです。生き苦しいと言ってもいいかもしれません。いい予測変換ですねこれ。

 

 さてまあ、正直今回受けた会社は十中八九落ちていると思います。面接の中でこういう質問をされました。

「今後の展望はありますか」

 それに私は上手く応えられませんでした。というか、分かりません、とすら答えました。長く働いて欲しい彼らにとって、私は地雷原でしかありません。というか、私なら取りません。

 正直、甘く見ていた感じはありました。これくらい小さな規模の町工場なら、自分でも余裕で入社できるだろう、と高を括っていました。

 短期離職を繰り返して経歴がボロボロの自分は既に、不良物件なのだと、その時ようやく理解しました。

 

 これから、どうしましょうね。

 短期バイトで適当にやっていきましょうか。

 はあ、もう、どうしようもない。ほんと。

 

 私にできる反抗はこれくらいしかありません。

 ネットの海に愚痴を連ねて放流するだけ。

 まあ、ネガティブな感情は胸にため込むだけじゃなく、こうしてアウトプットした方がいいらしいですからね。

 尤も、文章よりも筆記とか口頭の方が効果はあるらしいですが。

 はい。そんな感じです。

 

 というわけで皆々様。

 兎はここらで床に就かせていただきます。

 ちょっとポケモンして寝ます。