兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

虹ヶ咲備忘録、第1話

 こんばんは。Indexです。

 虹ヶ咲1話を見返してみたんですが、やっぱいいわね虹ヶ咲。素晴らしいわ。全てが最強。

 んで、見返してみると色々気づきますね。なので、気づいた点を雑多に列挙していきます。明日明後日とかで2話、3話も見ると思うのでそちらも更新されるかも。しれないですね。

 

 1話の大まかな流れは侑ちゃんと歩夢が優木せつ菜のLIVEを見たことでスクールアイドルに魅了され、二人がスクールアイドルに関わることを決める感じです。

 んで、その流れの中で、私が気づいたことを列挙していきます。思いついた順に書いていくので時系列はぐちゃぐちゃです。

 

感情が処理しきれない歩夢

 せつ菜ちゃんのLIVEを見た後、侑ちゃんはストレートに自分の想いを伝えます。凄かった、ときめいちゃった、と。

 その感情をストレートにぶつけられた歩夢はなんだか困惑した、微妙な表情をしていました。

 果たしてこの時、歩夢は何を考えていたのか。

 下世話な妄想だと、侑ちゃんが優木せつ菜ちゃんに魅了されてしまい、嫉妬心を感じている、とか考えられます。でもそれは私の心のぽむによって作られた幻想です。

 

🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<嫉妬なんてしないよ

 

 はい。

 恐らくですが、歩夢は感情を処理しきれなくなったんじゃないか、って考えます。

 可愛いものやピンク色が好きな歩夢。でも高校生という大人の一歩手前の年齢なり、そういった物は恥ずかしいのではないか、と考えるようになります。自分の”好き”を隠すように、騙すようになった矢先、自分をストレートに表現するスクールアイドルに出会うんです。そりゃあ、すぐに感情を処理できる訳ないですよね。

 そしてそんな、自分に素直になって、自分の好きを言えるようになりたい。そう考えスクールアイドルを目指すのです……。

 

歩夢が泣いた意味

 歩夢は「私と一緒に夢を見てくれる?」と震えた声音で侑ちゃんに問いかけます。不安げな表情です。

 侑ちゃんは「もちろん。私はいつでも歩夢の隣にいるよ」と返します。

 そして歩夢は涙ぐむのですが、それはなぜなのか。

 簡単に言えば、それは断られるかもしれない不安からくるものだと思います。

 ではどうして断られると思うのか。そこには優木せつ菜が深く関係すると思います。

 

 侑ちゃんはせつ菜ちゃんに魅了された、言ってしまえば歩夢と同族です。

 だからこそ、せつ菜ちゃんのいないスクールアイドル同好会に、侑ちゃんが加入してくれるかどうか不安だったんです。

 動き始めたら止めちゃいけない、そう強く思った歩夢でも、その夢は侑ちゃんと一緒に見たかったんです。

 スクールアイドルになって侑ちゃんと一緒に夢を見たい気持ち。

 せつ菜ちゃんのいない同好会に侑ちゃんが加入してくれるかの不安。

 その気持ちが綯い交ぜになって、最終的に「もちろん!」と強く返されたことで歩夢は泣いたんだろうなぁと思いました。

 

侑ちゃんというキャラクター

 侑ちゃんはとにかく真っ直ぐなキャラだと思います。

 思い立ったが吉日、思い立ったらすぐ行動。そんな自分の感情に馬鹿正直なキャラクターでしょう。

 だからこそ感じた気持ちをストレートに歩夢に伝えられるし、そこに「恥ずかしくないかな」とか羞恥心を持つこともありません。なぜなら、自分の感じた気持ちに嘘はないから。

 それは作中では”ときめき”と表現されます。

 そして、強いときめきを感じた優木せつ菜がスクールアイドルを辞める、と聞き、アイドルをやるって、夢を追うことの困難さを感じます。

 そこで侑ちゃんが思ったのは、「夢を追う人を応援したい。そうすれば、夢をまだ持っていない自分の中で何かが始まる気がした」という思いでした。

 正直言うと、なぜ侑ちゃんがここまでスクールアイドルに惹かれ、同好会入部まで決心したのかは分からないです。ときめきがあったから、と言えば簡単なんですが、それならスクールアイドル以外でもいいと思うんです。

 なんとなくの仮説だと、夢を追っている人の中で一番ときめきを感じたのがスクールアイドルだったから、じゃないかなと思います。

 そしてその夢の中なら、自分でも何かが始まると確信めいた天啓があったんだと思います。

 それと、侑ちゃんは心のどこかで、”夢”に関して憧れを持っていたんだろうなって思います。

 

歩夢の動機

 んで、ここからはさらに妄想になるんですが、歩夢がスクールアイドルになる決心にはこの侑ちゃんの心情も影響していると思います。

 侑ちゃんは何かが始まる気がしていたけど、同好会が廃部になることでそのときめき、夢を諦めようとしていました。

 その夕日に照らされた達観したような表情を見て、歩夢は思ったんでしょう。

「動き始めたら止めちゃいけない」と。

 それは何も素直になれない自分自身への言葉だけでなく、侑ちゃんへの気持ちにも適用されると思います。

 

もしかしたら、同好会を立て直した一番の功労者は歩夢?

 前述したとおり、侑ちゃんは一度感じたときめきを手放そうとしてるんですね。

 そうした場合、侑ちゃんはいつも通り放課後お台場でショッピングしたり、歩夢とわちゃわちゃ二人の世界で楽しむと思うんですよ。

 でも、それじゃあいけないって。

 ときめきに素直にならなきゃダメだって、動き始めた夢を止めちゃいけないって歩夢は思ったわけですね。

 そんな歩夢の「一緒に夢を見てくれる?」という本気の思いに感化され、侑ちゃんは応じるんです。

 つまり、歩夢の強い思いがなければ同好会が再建することは無かった、と私は思います。すごいよ歩夢。やるねぇ歩夢。

 

🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ<照れるね

 

 ほんとすごいと思うよ歩夢。

 まぁ、いつでも歩夢の隣にいる、と言っておきながら他の女に浮気をしたことで嫉妬心に駆られる歩夢もいいんですけど。どうして歩夢は侑ちゃんを押し倒してしまったのか。それに関しては1周目より2周目の方が色々感じられそうです。

 

₍₍ @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ 三*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ⁾⁾

 

 という訳で皆々様。

 ここらで兎は床に就かせていただきます。

 やっぱ2周目になると好きなカップリングが増えそうな気がする。