兎は地球で床に就く

システムエンジニア予定の無職ニートブログ

劇場版レヴュースタァライトを劇場で見た話

 こんばんは。Indexです。

 本日は1週間限定のアンコール上映中である『劇場版少女歌劇レヴュースタァライト』を見に行ってきました。

 初見ではなく、プライムビデオで見たので二回目です。

 1回目の視聴の時はそのヤバさに度肝を抜かれた物です。それと同時に、これは劇場で見ないと完成しない作品だぁ!と思いました。

 既に私の住む地域では上映が終わっており、都心にまで足を伸ばしてようやく一つの劇場がある、という状態でした。けれど、今の私は無職なのでお金がありません。GWに使う予定があるので節約しなければなりません。当然の如く、東京まで遠征するお金などあるはずが無いです。

 

 ……まぁ、一番東京に行きたくない理由は、遠いから、なんですけど。それに、東京のどこに駐車すればええねん問題も浮上し、帰るのも面倒くさいしなぁ……というオタクの恥な気持ちでした。キモオタからオタを取った私はキモです。よろしくお願いします。

 

 劇場で見たいけど金も無いし遠いンゴ!!という気持ちでいたところ、少しして極音仕様の劇場版が東京の劇場で公開することになりました。監督自ら話すイベントもあり、なかなか豪華な感じだったんですが、まぁ東京しか無いのでこれまた断念です。

 

 そんな中、全国の劇場で1週間限定でアンコール上映されることに決まりました。もう感謝の気持ちでいっぱいでした。怠惰でオタクの恥な自分だけど、劇場まで見に行きます、と血涙を流しながら思っていました。

 

 そして本日、見に行きました。第四の壁を越えてくる劇場版を見に……!!

 

 私が行った劇場には、私を含め十数人ほどの客入りでした。地方の劇場なので都心に比べれば客入りは良くないんでしょうけど、それでも、同じ映画体験ができる人間が他にいるってのは心強かったです。

 ひかりちゃんと華恋ちゃんが劇場の椅子に座る私たちに視線を移し、こんなに客席って近かったっけ、こんなに舞台って怖かったっけ、と声を漏らす華恋ちゃんに対し、「そうよ」と冷徹なまでに肯定するひかりちゃん……。

 このシーンを見て、「嗚呼、これでようやくスタァライトは完成したんだな……」としみじみ感じていました。

 

 映画の幕が降り(比喩)、劇場内に照明が戻り、映画が終わった後、「終わったなぁ……」と数秒間感慨に耽っていました。後ろの席では鼻を啜っている声が聞こえたので、同じような気持ちの人もいるんだなぁ……と感じました。

 

 これで、私の中でレヴュースタァライトは終わりました。

 

 テレビ版を見て「すげーっ!」と興奮し、劇場版の存在を知り、さらにその劇場版はとんでもなくヤバいぞ!という評価を聞き、ロンドロンドロンドの方だと思ってそっちを見て、「面白いけど、総集編じゃん……?」と首を傾げながら少しの時が経過した後、ロンドロンドロンドでは無い劇場版の存在を知り、そちらを視聴し、またしても大興奮し、劇場に足を運ばないとこれは完成しない!!と、私の心の中では未完成の作品でした。

 けれど、それも今日で終わりです。華恋ちゃん含め、99期生の中でレヴューの運命に翻弄された少女達にによる、レヴュースタァライトという舞台は終わりました。列車は次の駅へ、舞台少女は次の舞台へ。そして少女歌劇レヴュースタァライトという作品を鑑賞していた私の中でも、スタァライトは一つの終焉を迎えました。

 ありがとう、スタァライト。ありがとう99期生。

 私も、次の駅に行かなきゃいけないよね。

 

 四月から私はもう一度社畜に戻ります。

 社畜職業訓練生→ニート社畜と、次の駅、次の駅へとどんどん乗り換えていきます。彼女達は舞台→舞台→舞台と、同じようで全く違う駅に行きます。

 私も、そうした一生涯を賭して続けられるような何かを、見つけたいなと思います。

 

 人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである。

 

 一生涯を賭して続けられる何か、創ってみようと思います。

 

 そしていずれ、掴んで見せます、自分星!!

 

 というわけで皆々様。

 ここらで兎は床に就かせていただきます。

 明日は給与振り込み用の口座開設と花粉症の薬を貰いに病院にいくお~