こんばんは。Indexです。
今回は虹ヶ咲2期13話の感想です。
話の流れとしては、侑ちゃんが人にときめきを与えられるようになる話となっています！！
高咲侑、という虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の表現者の一人
1周目の時は気が付かなかったんですが（実は1周目は2倍速で見てた。2周目は等倍速）、侑ちゃんは『あちら側』に行ってたんですね。
あちら側とは、夢を与えられる存在、ときめきを与えられる存在、誰かを応援できる存在とか、色々言い方はあります。
一言で言ってしまえば、1期の9人側、ですかね。
Future Paradeという曲がありますが、私はこれまでこの曲は同好会みんなを歌っているんだって思っていました。ですが、違いました。この曲は、私たちへ送られた曲なんですね。
侑ちゃんが作曲して、恐らく同好会のみんなで作詞をした曲なのではないでしょうか。
つまり侑ちゃんは、画面向こうにいる「あなた」へ、応援する立場になったんですね。2期を通して侑ちゃんは音楽の表現者となり、同好会の中の自分の表現者となり、同好会のみんな一緒に他の人の夢を応援できる存在になったんですね……。
これは1期の最終話と対比になって表現されているのは明らかでしょう。
1期の最終話では、今まで侑ちゃんに支えて貰った人たちが、今度は私たちが支えることを曲に込めました。その時に歌われたのが夢がここからはじまるよ、ですね。
つまり、1期で高咲侑は自分のときめきを発見し、2期で高咲侑はときめきの表現者となったんです。だから、次は「あなた」なわけです。1周目ではマジで気が付かなかった。気づいていたのかもしれないけど、単純に忘れてた。忘れてたからこそ、もう一度思い出せた。2周目を見て、本当によかった……。
この第2期を象徴する台詞侑ちゃんと歩夢の台詞を置いておきましょう。
「向いてないとか遅いとか、全然そんなの関係なくって。上手くいかないこともいっぱいあるかもしれないけど、そんな時は私たちがいるから！元気が欲しい時はいつでも会いに来て！」
「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はいつもあなたと一緒にいるよ！」
もう、さ。最高だよね。神だよね。これがさ、最強の神アニメだよね。本当にそう思う。
これで終わり……でも、不思議ではない……
13話を見る前は、第3期がどうとか、劇場版がどうとか言ってたんですが、第2期を最後まで見返すと、これで終わりでも不思議ではないな……と思いました。
なぜなら、第1期から始まった高咲侑の物語は、自分のときめきを見つけ、それを表現できるスクールアイドル側へとなったんですよ。だから、『高咲侑が表現者となり、夢を応援できる立場になるまでの物語』と考えると、第2期で終わっても全く不自然じゃないんですね。
私は3期があるなら栞子の生徒会長選挙もあるだろうなぁ、とか思ってたんですが、13話で普通に生徒会長になってました。ビビりました。いつの間に生徒会長になっとんねん。1周目で見たはずなのに、普通に忘れてた。恐らく制作側も、これで終わりでも問題がないように作ったんでしょうね……。
で、でもですよ！これが高咲侑の『そういった』物語であれば、OVAが作られるのは蛇足だと思うんですよ！OVAが作られて、さらに先の展望を提示されれば、それは第3期や劇場版を期待してもいいんじゃないですか！
でも……OVAがもし、『第2期を見てくれた人へのファンディスク的扱い』だとすれば、希望は潰えるわけです。なにはともあれ、奥行きが見えるようなOVAであることを願うだけですね……。
OVAは一体どんな話になるの？
じゃあOVAはどんな話になるのってことなんですが、当然のこととして1期2期でできなかったことをやると思います。
そもそも、OVAは歩夢が2週間の短期留学から帰ってきた話となっているので、まずはその成果を出されるんじゃないですかね。ロンドンでも志を同じくした人達と、スクールアイドル部なり同好会を作って楽しそうに活動してる、とか。その結果、虹ヶ咲が次に行うスクールアイドルフェスティバルは国内ではなく、海外で実施されるとか！！
スクールアイドル好きによるスクールアイドル好きのための祭典ではなく、スクールアイドル好きによる、スクールアイドルを広めるための祭典になるのではないでしょうか！！第3回スクールアイドルフェスティバルは！！もしかしたら、海外での留学を経て、歩夢はそうした発想になっても……おかしくない！！
他に、2期ではやったけど、実際の音源が存在しなかったR3BIRTHのライブ映像ですね。R3BIRTHのユニットだけ、2期ではMVと曲が流れなかったので、OVAで出すのではないでしょうか。それが作中で披露されるのか、それともエンディングで流れるのかは分かりませんが、少なくともR3BIRTHは出るんじゃないかなぁ……。
まぁ後は、OVAらしく日常回ですか。
侑ちゃんが表現者となって、夢を与える存在となった結果、色々と変化が起こっているのではないでしょうか。音楽科でも注目の存在になったりとか。他のみんなも同様です。果林さんはさらに精力的に企画を考えるようになるかもしれませんし、しずくと一緒に稽古している姿を見られるかもしれません。そう言えばOVAのキービジュアルでは栞子もなかなかクローズアップされていたので、生徒会長となった栞子の話も描かれる可能性は十分にありますね。
もし、もし……第3期、劇場版があるならどんな話を期待する……？
第3期や劇場版がもしもあるのなら、それは恐らく第3回スクールアイドルフェスティバルが描かれると思います。そして第2回同好会単独ライブも描かれるのではないでしょうか。
例えば第3回の祭典は、優木せつ菜運営から三船栞子運営に変わるので、何かしら変化が加わるかもしれません。というよりむしろ、生徒会長となった栞子にスポットライトが当たるのではなく、スクールアイドルに専念した優木せつ菜が描かれるのかもしれませんね。まぁだとすれば……声優さんの問題で色々と考えられるますが……。ま、まぁ、第3回ではそのどちらかか、もしくは両方が描かれると思います。中川菜々として得た生徒会長の含蓄を、栞子に薫陶として送るシーンはあるでしょうねぇ……。
後はやっぱり侑ちゃんですね。確かに夢を与える側となった高咲侑ですが、それは何も終わりではありません。むしろ表現者となった後こそ、始まりなんです。むしろここが夢への第一歩なのかもしれません。作曲家を本気で目指すようになるきっかけの話とか、描かれるんですかね。例えば歩夢にとってのロンドンからメールを送った人のように、侑が作曲した曲を聴いて感銘を受け音楽をやり始めた誰か、とか。
後はやっぱり、進路でしょう。ソロアイドルなんですからみんなそれぞれの進路を考えると思います。その辺はじっくりと1話1話かけてやって……いや、待てよ。そうなると1期の焼き直しみたいになるのか？だとすれば1話1話じっくりとみんなの進路の話にはならなそうだな……。スポットライトが当たるとしても主要キャラのゆうぽむくらいか……？いや、三年生にスポットライトが当たるのが自然ですかね。卒業ですし、これから何をしたいのか、って悩み苦しむわけです。もしかすれば、13話でしずくちゃんにお芝居を教えてもらうような描写は、そうした布石だったのかもしれません。
進路と同時に、卒業の話もマストですね。卒業、ということで、卒業ライブが行われることは間違いないでしょう。それは今の1年生、2年生側から3年生に送られるのかもしれないし、その逆かもしれないし。もしかすれば、卒業式にみんなの前で全員が歌うのかもしれないし……。もしくは侑ちゃんが何かしらのイベント開いて、そこで卒業式ライブを行うのかもしれないし。なんでそこで侑ちゃんなの？と聞かれると、夢を与える側になった侑ちゃんは、次なる夢を送り出す側にもなったと思うからです。これから別の夢へと進むみんなを応援するために、一人侑ちゃんはピアノに向かって演奏を始める……。一人、かなぁ？やっぱり1年生と2年生もいるのかなぁ……。どうなんだろうなぁ……。
上記に挙げた内容が、恐らく第3期があるとすればやって欲しい、もしくは必ずやる内容だろうなって思います。OVAの時に書いた海外にスクールアイドルを伝えるSIFもありそうやなぁ……。いや、さすがに海外ではないか。
では完結編として劇場版があるとすれば……？
劇場版は、卒業後のエピローグを描いて欲しいですよね。それぞれがどんな進路に進んでいくのか。もしくは進んだのか。それが期待です。さすがに望み過ぎですかね。
まぁ、第3期と劇場版、どちらが欲しいかと言われればどちらも欲しいですし、どっちか一方と言われれば、やはり尺の多い第3期ですよねぇ……。まぁその辺の判断はOVAの結果によると思うんで、その辺を期待しつつ、上映の3月を待ちたいと思います。
ではようやく今日、というか明日だけど、この別れの言葉を言えます。
というわけで皆々様。
ここらで兎は床に就かせていただきます。
なんとか1日でこなせたぁ。
